つきじ獅子祭 波除神社 ６月６日～１０日（２０１８年）
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新型コロナウイルスによる感染拡大によりほとんどの祭やイベントが中止になり、緊急事態宣言解除後も密を避けるために、また準備不足などで秋までは中止の続く日々が続きそうです。
本ブログも一時中止していましたが、過去の祭やイベントを掲載することで気分だけでも東京の江戸情緒や楽しさを味わっていただけたらと思います。
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世界最大の魚市場といわれる築地市場のすぐ横に小さな波除神社がある。
日本中から集まる漁船の安全無事を祈っての神社であることは名前からしてよくわかる。
その築地も豊洲への移転を目前にして、もしかすると最後のにぎわいの中で行われたのが波除神社夏越（なご）し大祭・つきじ獅子祭である。
２０１８年は三年に一度の本祭であり、江戸時代に行われ途絶えていた宮神輿を船に乗せての「船渡御（どぎょ）」が天皇陛下即位三十年奉祝大祭として再開。
千貫宮神輿のほか巨大な獅子頭の厄除け天井大獅子（雄獅子）が台車に乗って随行。
神社内にある弁財天のお歯黒獅子（雌獅子）神輿が女性限定で行う宮出し宮入りで場外市場を練り歩くのが最大の見ものだった。
初めて実物の獅子を見たが、かなり大きい。
世に例大祭は数あれど、巨大な雌雄の獅子が練り歩く様は壮観である。
築地という気風のいい男女の気合い、見せてもらった思いである。
