母の日 5月第2日曜日

---------------------------------------------------------

新型コロナウイルスによる感染拡大によりほとんどの祭やイベントが中止になり、緊急事態宣言解除後も密を避けるために、また準備不足などで秋までは中止の続く日々が続きそうです。

本ブログも一時中止していましたが、過去の祭やイベントを掲載することで気分だけでも東京の江戸情緒や楽しさを味わっていただけたらと思います。

---------------------------------------------------------

 

5月の第二日曜はすっかり日本人にもなじんだ母の日である。

 

母の日にカーネーションを贈るのが定番だが、かつて母親のいない子には白いカーネーションを、というデリカシーのない学校行事での押しつけが問題になった。
母親に感謝するのだからカーネーションでなくても母親が好きな花を贈るのが一番だろうし、別に何の花でもいいだろうに今となってみれば罪な話である。

 

母の日の白薔薇の写真

白薔薇

イタリア人の鬚の大男が「マンマミーヤ!」と叫ぶシーンが目に浮かぶ。

洋の東西を問わず、いくつになっても母親に対する子供の愛情は絶大である。
これが父親ではこうはいかない。

怖い、横暴、うるさい、汚い、臭い!
昔から父親は評判がよろしくない。

 

母の日には何を食べるのかというと、どうも優勢なのはちらし寿司のようだ。

桃の節句でもそうだが、女性はちらし寿司が好きなのか? 見た目が華やかで、赤、黄、ピンクと色とりどりで可愛いところが決め手なのかも。

食後のおしゃれなスィーツも欠かせない。
まあ何でも好きな物を食べて幸せになればいいのであるが、社会的動物の中でも忖度を重んじる日本人としてはあまり他人と違うことをしたがらない風潮がある。

人並なお祝いをしたというところに価値を見出すのがこうした節句の重要な点かもしれないので、あまり独自性がありすぎるとありがたみがないのかも。
はてさて。

 

母の日のブーケの写真

ブーケ