蛍狩り お鷹の道 国分寺
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新型コロナウイルスによる感染拡大によりほとんどの祭やイベントが中止になり、緊急事態宣言解除後も密を避けるために、また準備不足などで秋までは中止の続く日々が続きそうです。
本ブログも一時中止していましたが、過去の祭やイベントを掲載することで気分だけでも東京の江戸情緒や楽しさを味わっていただけたらと思います。
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二十六侯は「腐草蛍となる」である。
水中で過ごしていた幼虫が蛍となって飛び立ち始める時期だが、さすがに東京23区で自然の蛍を観るのは無理である。
ところがやや離れた武蔵野台地の国分寺にはきれいな湧水があり、蛍の棲める街を目指して保護している環境がある。
肉食である蛍の幼虫の餌となるタニシやカワニナといった貝が棲めるきれいな川を守っている。
蛍が棲むのは西国分寺駅近くにある武蔵国分寺跡や万葉植物園のあたりから国分寺駅に抜けるお鷹の道という川に沿った小道。
5月から6月上旬が見ごろと言うが、蛍が一斉に飛び交い光がそこかしこに…、という状況は無理なようで、運が良ければ見られるかも、といったところらしい。
自然相手である。
見られなくても文句は言うまい。