端午の節句・鯉のぼり 東京タワー 東京スカイツリー 4月下旬から5月上旬

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新型コロナウイルスによる感染拡大によりほとんどの祭やイベントが中止になり、緊急事態宣言解除後も密を避けるために、また準備不足などで秋までは中止の続く日々が続きそうです。

本ブログも一時中止していましたが、過去の祭やイベントを掲載することで気分だけでも東京の江戸情緒や楽しさを味わっていただけたらと思います。

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端午の節句、通称子供の日の数日前から、駅近くを流れる河川で岸から何本もロープを川に張って、無数の鯉のぼりを吊るして風に泳がせている風景が見られるようになった。

 

これが橋の上から眺めると、まるで鯉のぼりが川を泳いでいるように見える。
素晴らしいアイデアだが、これは町内会と商店街が主体となり、各家庭から不要になった鯉のぼりをもらいうけて行なっているようだ。

鯉のぼりが年々増えていき、年を追うほどに華やかになるはずだから、素敵なリサイクル方法だ。

 

似て非なる鯉のぼりの名所となりつつあるのが東京タワーと東京スカイツリーの鯉のぼり。

東京タワーの方はタワーの高さ333mにちなんで333匹の鯉のぼりが空に泳ぐ。
対する後発のスカイツリーも634mにちなんで同数の鯉のぼりを泳がす。

製作は鯉のぼりの産地である埼玉県加須市製作である。
産地を応援しようという意味合いもあるようだが、川を泳ぐ鯉のぼりと昔ながらの空を泳ぐ鯉のぼりリサイクルと新作と違いはあるが、私には駅前商店街の勝ちに見える。

 

 煙あげて塩屋は低し鯉幟 久女 

五月の空の写真

五月の空