深大寺だるま市 3月3・4日

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新型コロナウイルスによる感染拡大によりほとんどの祭やイベントが中止になり、緊急事態宣言解除後も密を避けるために、また準備不足などで秋までは中止の続く日々が続きそうです。

本ブログも一時中止していましたが、過去の祭やイベントを掲載することで気分だけでも東京の江戸情緒や楽しさを味わっていただけたらと思います。

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だるま市は深大寺の厄除元三大師大祭の行われる3月3・4日に合わせて毎年開催される。

 

深大寺のだるまの写真

深大寺のだるま

こちらのだるまの特長は何といっても買い求めただるまの目を僧侶に入れていただけること。

神社などで狛犬や狐が左右に配され、向かって右が口を開け始まりを示す「阿(あ)」を表し、左は口を閉じて終わりを示す「吽(うん)」を表しているが、この阿吽の文字を目に書き入れるのである。

向かって右目に阿を書いていただき、願いが叶ったらだるまを持ってきて吽の文字を左目に書いていただき感謝するとともに寺に納めるのだ。

お参りをし、だるまを買い求めて深大寺近くの蕎麦屋で名物深大寺そばを食べる。
本当はこれが一番の目的だったりするのだが。

 

もうひとつ深大寺に来たら立ち寄るのが門前にある鬼太郎茶屋。

調布市の名誉市民でもあった水木しげるさんにちなんで入口には鬼太郎やねずみ男など妖怪たちが出迎え、メニューも「めだまおやじまん」「目玉おやじの栗ぜんざい」「塗り壁のおでん」など作品にちなむ。

屋根の上には木の上に作られた鬼太郎ハウス、茶屋の脇には鬼太郎カーと妖怪がいっぱい。
鬼太郎といえば水木しげるの故郷鳥取の鬼太郎ストリートが本場だが水木氏の第二の故郷もなかなかにいい。

鬼太郎のアニメのタイトルは「ゲゲゲの鬼太郎」だがマンガでは当初「墓場の鬼太郎」である。
やはり鬼太郎にはお寺が似合う。