ツツジ祭り 箱根 山の上ホテル 練馬文化センター
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新型コロナウイルスによる感染拡大によりほとんどの祭やイベントが中止になり、緊急事態宣言解除後も密を避けるために、また準備不足などで秋までは中止の続く日々が続きそうです。
本ブログも一時中止していましたが、過去の祭やイベントを掲載することで気分だけでも東京の江戸情緒や楽しさを味わっていただけたらと思います。
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黄金週間中に鮎の初物を食べるのが私の習わしのようになっているが、もうひとつの楽しみはツツジ見物だ。
この時期のツツジ見物で有名なのが箱根町「山の上ホテル」庭園。
富士を望む庭園で三十種三千株のツツジが鮮やかに咲き誇る。
お気に入りは練馬駅前にある練馬区文化センター前のツツジの庭園。
色や形、枝ぶりなどその種類の多さと、何より手入れがよく行き届いており、居心地がいい。
東京中心部では見られる花が少ないが、桜、紫陽花、山茶花(さざんか)と並んでツツジは身近な存在だ。
東京ではGWのあいだツツジの花で埋め尽くされるといっていいほど、公園や街路樹に多く植えられている。
街路樹などに植えられるツツジは赤いマゼンタ色が圧倒的だが、ツツジの庭園では白のツツジ、オレンジのツツジ、紫のツツジ、はたまた大きさもさまざまに咲き誇っており、この時期目を奪われる美しさだ。
変ったところでは一本の木に二種三種の色のツツジの花が咲いているものもある。
枝ぶりも意外とバリエーションがあり、葉が密集していないタイプのすらっとした立木にはツツジのイメージを覆される楽しさがある。
ツツジの花の見ごろは一週間ほど。
私にとっては貴重な時間である。