第二十一回渋谷・鹿児島おはら祭 5月10~23日(2018年)

---------------------------------------------------------

新型コロナウイルスによる感染拡大によりほとんどの祭やイベントが中止になり、緊急事態宣言解除後も密を避けるために、また準備不足などで秋までは中止の続く日々が続きそうです。

本ブログも一時中止していましたが、過去の祭やイベントを掲載することで気分だけでも東京の江戸情緒や楽しさを味わっていただけたらと思います。

---------------------------------------------------------

 

東京には日本中のイベントが押し寄せる。

若者の町渋谷の中でも109(イチマルキュー)を起点に道玄坂と文化村通りというおしゃれなスポットで行われる鹿児島県とのコラボイベントである。

 

「おはら節」というのは鹿児島の民謡で「おてもやん」「黒田節」「炭坑節」と並ぶ九州発全国区の歌だろう。
出だしの「花は霧島煙草は国分燃えてあがるはオハラハー桜島」はつとに有名。
その一曲を取り上げて大イベントに育て上げようという目論見は高知の「よさこい」、北海道の「ソーラン」と似ている。

 

見どころは20日に行われるおはら節の踊りパレードで、鹿児島と関東にある六十九連二千五百人の踊り手が日ごろの練習の成果を競うコンテストも兼ねている。

第21回目だが、はたして第二の阿波踊りになれるのは「おはら節」か「よさこい」か。
決め手はやはり踊りの精度とテクニックであるから各連の精進がカギとなる。

西郷(せご)どんと竜馬の争いでもあるな。
うん。