東京農大収穫祭 10月29日・30日(2017年)

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新型コロナウイルスによる感染拡大によりほとんどの祭やイベントが中止になり、緊急事態宣言解除後も密を避けるために、また準備不足などで秋までは中止の続く日々が続きそうです。

本ブログも一時中止していましたが、過去の祭やイベントを掲載することで気分だけでも東京の江戸情緒や楽しさを味わっていただけたらと思います。

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大学祭で注目を浴びるのは大根踊りで有名な東京農大収穫祭である。

東京23区の住宅街にある農業大学というのも珍しい気がするし、相撲好きの私にとって、現幕内力士の豊山、先代元小結・豊山、初代大関豊山と三人とも新潟出身で東京農大相撲部から大相撲に進み同じ時津風部屋で同じ四股名という力士を配した大学でもある。

 

大根踊り、相撲部、バンカラ、新鮮な野菜、といったイメージが膨らんで、何やら勝手な期待めいたものを抱いて世田谷キャンパスに行ってみた。

大根はあった。小さなぬいぐるみの。

各展示ブースではバンカラというよりは繊細な感じの学生たちが研究発表をしている。

牛はいた。
とてもかわいがっている感じである。

野菜を売っていたので聞いてみる。

 

「これはみなさんが育てたのですか?」

「いえ、近く農家の方々が作ったものをこちらで販売しています」

「は?」

 

要するにここでは作っていないのである。

う~ん、と考えた。
そうか、こちらが勝手に思い込んでいるだけで、今の農業大学は、マンガの「もやしもん」のように菌やバイオ研究が主体なのかも。

東京農大には網走にオホーツクキャンパスがあるそうで、そっちで作っているのか?
ではイメージの農大はどこに?
と思ったら、収穫祭では体育祭というものが別にあってそちらには応援の大根踊りバンカラが見られるようである。
私がうかがったのは研究畑の文化祭か。

雨が降ってきた。
手ぶらだが、さて帰るか。

 

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東京農大収穫祭1

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東京農大収穫祭2

 

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東京農大収穫祭3