第三十回 江戸幕府鉄砲組百人隊行列 9月22日(2019年)
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新型コロナウイルスによる感染拡大によりほとんどの祭やイベントが中止になり、緊急事態宣言解除後も密を避けるために、また準備不足などで秋までは中止の続く日々が続きそうです。
本ブログも一時中止していましたが、過去の祭やイベントを掲載することで気分だけでも東京の江戸情緒や楽しさを味わっていただけたらと思います。
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稲荷神社の秋の例大祭に合わせて行われる。
百人町は江戸の警護をしていた鉄砲隊が駐屯していたことから名付けられた町名である。
皆中稲荷神社の皆中は「みな当たる」に通じ百発百中の御利益があるとされ、出陣式が奉納されるようになった。
鉄砲組にちなみ、地名や神社も今もその名残を伝えていることから、西暦の奇数年に行われる行事。
鎧兜に身を固めた鉄砲隊が新宿の街を行進し、各所において鉄砲を撃つというまことに勇壮なイベントで戦国時代をほうふつとさせる。
当日は皆中稲荷神社境内を十時に出陣、木村屋ビル前、戸山小学校校庭、西戸山公園野球場で百人隊による発射や合戦演武が行われ、午後二時に境内に戻った。