新宿エイサー祭 7月27日(2019年)

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新型コロナウイルスによる感染拡大によりほとんどの祭やイベントが中止になり、緊急事態宣言解除後も密を避けるために、また準備不足などで秋までは中止の続く日々が続きそうです。

本ブログも一時中止していましたが、過去の祭やイベントを掲載することで気分だけでも東京の江戸情緒や楽しさを味わっていただけたらと思います。

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琉球王国時代の念仏歌が原型といわれるエイサーの演舞が昼夜を通して披露される。

新宿エイサー祭りの写真

新宿エイサー祭り

伝統的なエイサーから都内の子供たちによるエイサーや創作エイサーまで新宿が沖縄色に染まる日である。
2019年で十八回目。
沖縄フードガーデンや、沖縄音楽フェスも同時に行われる。

 

私は初めて見せていただいたが、太鼓を肩から紐で下げ叩きながら踊るというのは沖縄ならでは、か。
叩き、踊り、きめポーズ。
時に太鼓を膝で持ち上げ、肩まで乗せるのには驚いた。

中太鼓を操るのは男性と若い男女。
女性はもっぱらもう少し小さい太鼓で、小さな子供はもっと小さくまるで金太鼓のよう。

新宿エイサー祭りの写真


各チームが着ている衣装が伝統的だとすれば、よさこいやソーランのニューウェーブ民謡衣装の元になっているような感じで、快活で華やかさもある。
これは人気があって当然である。

チームの中には東京にお住まいの方たちのチームもあるようで、このあたりは阿波踊りの連同様、強い郷土愛を感じる。

新宿エイサー祭りの写真

新宿エイサー祭りの写真

新宿エイサー祭りの写真

 

催しは正午から始まるが、メイン会場である新宿東口駅前のアルタから新宿伊勢丹までの道路を封鎖して行われるのが午後一時から四時。

その後は五時から高層ビル街の三井ビル前、西口ヨドバシカメラ前、小田急ハルク横、歌舞伎町などに分散して七時まで行われる。

新宿エイサー祭りの写真

新宿エイサー祭りの写真

新宿エイサー祭りの写真

 

そういえば久しぶりに新宿をぶらぶらしたが、何回か通った沖縄料理店が無くなっていた。
五十年は続いていたらしいのに…。
時は移り、町は変化し続ける。

活きのいい太鼓を見た後は歌舞伎町で一杯と行きたいところだが、この日は台風が迫っている。
ここはおとなしく家に帰ってゴーヤチャンプルー海ぶどう琉球泡盛の古酒(クースー)を堪能するとしよう。