暑中見舞い

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新型コロナウイルスによる感染拡大によりほとんどの祭やイベントが中止になり、緊急事態宣言解除後も密を避けるために、また準備不足などで秋までは中止の続く日々が続きそうです。

本ブログも一時中止していましたが、過去の祭やイベントを掲載することで気分だけでも東京の江戸情緒や楽しさを味わっていただけたらと思います。

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暑中見舞いは二十四節気小暑から大暑の終るまでに出す。

 

小暑大暑の間、暑と暑の中だから暑中見舞いというわけだ。

2020年でいうと7月6日から8月6日まで。
時期としては梅雨が明けてから立秋の前までだ。

立秋になると秋に入るわけだから暑中見舞いはおかしい。
立秋過ぎてしまったら出すのは残暑見舞いとなる。
暑中見舞いを出したら残暑見舞いは出さない。

どちらかひとつ。
暑中見舞いを出しそびれたら残暑見舞いに切り替えるという風に考えている。

 

御挨拶文には、梅雨明け、夏祭り、蝉の声、花火、七夕などの季の言葉が入ることが多い。
とはいえ暑中見舞いは年賀状以上にもらうことは少ない。
しかし私は人を驚かせるのは好きな方だからここはあえて出してみる。
もらったほうが負担に感じず、面白がってくれる友人知人限定品である。

 

芝郵便局へ行ってみると、暑中見舞い用の商品もなかなか進化していて、3D仕立てや組み立て式、変形と、なかなかバリエーション豊富で、どちらかというと年賀状よりクリスマスなどのグリーティングカード風に近い。

私は金魚の写真の3Dカード、組み立てると金魚鉢になるカード、西瓜型の丸いカード、うちわ型カードなどを購入。

さて、買い求めた暑中見舞いはすぐには出さずに、家で何日か見て、組み立てて、楽しんでから投函した。
評判?
めったにもらえないもので邪魔にもならないので、手軽なお遊びとしてはよろしいかと。

 

暑中見舞いの挨拶に知人宅を訪問するのは立秋までにすますのが礼儀らしいが、私はしたことがないしされたこともない。
今のご時世そんなことをしたら、相手が驚いて戸惑うか、怪訝な顔されるだろうから。
やりすぎはいけない。