骨董ジャンボリー 東京ビッグサイト 8月3日~5日(2018年)

 

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新型コロナウイルスによる感染拡大によりほとんどの祭やイベントが中止になり、緊急事態宣言解除後も密を避けるために、また準備不足などで秋までは中止の続く日々が続きそうです。

本ブログも一時中止していましたが、過去の祭やイベントを掲載することで気分だけでも東京の江戸情緒や楽しさを味わっていただけたらと思います。

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個人的には骨董市が面白くなってきた。

 

私が狙うのは和骨董のみだが、この世界を楽しめるようになったのは、お茶と居合に触れていることが大きい。

 

和骨董の世界は陶器や鉄器、掛け軸、茶道具、衝立や旅箪笥、煙草盆などの生活雑貨はほとんどが茶道にゆかりの物が多い。

美術品では刀剣甲冑、根付け、鍔(つば)、小刀。
小柄(こづか)、笄(こうがい)、目貫(めぬき)がセットになった三所物(みところもの)などで居合道の世界に通じ、長着や袴、羽織や袋物、かんざしなどは着物の世界であるから居合も茶道もどちらも通じる世界である。

 

まだまだ半可通ではあるが、少しわかってくるとそのものの価値や楽しみ方が見えてくる。
見る人の知識によって価値が変わるといってもいい。

そんな楽しさと二度と出合えないかも知れない一期一会の世界である。
何より、現在の職人が作ったら値が百倍するような物が意外に安く手に入るお宝探しが醍醐味である。
家族から見ればただのゴミかもしれないが…。

 

東京ビッグサイトで行われるこの「骨董ジャンボリー」は屋内なので天候の心配がない。
出店数500と、国内最大の呼び声が高い。
ただし入場料がかかる。

ほかには有楽町駅からほど近い東京国際フォーラム1Fでの骨董市は約二百五十店の出店。
代々木公園の大江戸骨董市が約百六十店、東京プリンスホテルのザ・美術骨董ショーが約百五十店、富岡八幡宮高幡不動がともに約百二十店である。
深川の富岡八幡宮はほぼ毎週日曜行なっている。

骨董市は早い者勝ちなのでとにかく初日の午前中が勝負。
おのおのがた、いざ出陣でござる!