寄席の日 6月第一月曜日

---------------------------------------------------------

新型コロナウイルスによる感染拡大によりほとんどの祭やイベントが中止になり、緊急事態宣言解除後も密を避けるために、また準備不足などで秋までは中止の続く日々が続きそうです。

本ブログも一時中止していましたが、過去の祭やイベントを掲載することで気分だけでも東京の江戸情緒や楽しさを味わっていただけたらと思います。

---------------------------------------------------------

 

6月5日は落語の日、だった。

6月5日の65(ろくご=落語)の語呂合わせと、寛政十年(1798年)6月に初代三笑亭可楽下谷神社で初めて落語の興行をしたことにちなんだという。

 

東京の寄席の定席でイベントなどが開かれるよう目指したが、内部の折り合いがつかず、とん挫した。

その後いろいろあって6月の第一月曜日が寄席の日として復活し、東京にある国立演芸場と四つの定席である新宿末廣亭、上野の鈴本演芸場池袋演芸場浅草演芸ホールで割引料金の設定やうちわの配布などが行われるようになった。

寄席では落語だけではなく、曲芸や漫才、講談なども行われるためネーミングの問題もあったかもしれない。

一般的には昼の部と夜の部の二部構成で別々に料金が設定されており、前売りなどなく当日ふらっと入って楽しめるのが寄席の良さだというが、令和二年の超人気講談師・神田松之丞の襲名披露公演などはすべて予約初日に即時完売となったのは、まことに特別扱い。
さてこの日くらいテレビに出ない寄席芸人を見に行こうか。