青梅で梅酒造り 5月

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新型コロナウイルスによる感染拡大によりほとんどの祭やイベントが中止になり、緊急事態宣言解除後も密を避けるために、また準備不足などで秋までは中止の続く日々が続きそうです。

本ブログも一時中止していましたが、過去の祭やイベントを掲載することで気分だけでも東京の江戸情緒や楽しさを味わっていただけたらと思います。

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この時期もうひとつの重要食材が梅。

初旬に実った青梅を摘む。
摘まなくともスーパーマーケットでも1㎏六百円ほどで買えるし、知人から送ってもらう方も多い。

 

で、どうするかといえば梅酒を漬けるのである。
鑑賞梅は三百種ほどありそのうち梅酒や梅干しに向くのは百種ほどらしい。

都会人にとって夢のある作業だが、知人の出来上がった梅酒は正直コクがない。
というわけで私は作るのを断念した。
やはり経験がものをいう世界なのだ。

私は梅酒も梅干しもプロの作ったものを好む。
梅酒に関しては、最近は梅酒専門BARなるものもあるが、ふと気づいた。
あ、私は梅酒を飲まないのであった。

酒も和菓子も大好きな両刀遣いではあるが、どうも梅酒だけは盃が進まない。
酒にしては甘すぎる。
左党には砂糖は似合わない。

というわけで、もちろん漬ける必要もない。

 

 貯えておのづと古りし梅酒かな たかし